インサイトとは?

すでに物のあふれた、消費者の気持ちを捉えたモノしか売れない時代。
困難なマーケティングの局面を大きく変える新しい潮流として、消費者インサイトが注目を集めています。
しかし、2005年に著作「インサイト」で、日本にインサイトを紹介して以来、言葉が浸透した半面、 安易に使われ、効果につながらないといったケースも多く聞かれるようになりました。

弊社の考えるインサイトとは?

消費者自身も気付いていないような深層心理の中で、その商品カテゴリーや特定のブランドを買う
(サービスの場合は利用する)「動機づけ」となる、ピンポイント*の心理を指します。
弊社では、このピンポイントのインサイトを、「ブレイクスルーインサイト®」と呼んで区別しています。

ピンポイントで「課題を解決する」「マーケティング施策に落とし込める」インサイトを発見することが、
ブランディングや、商品開発、コミュニケーション、プロモーション戦略などマーケティング活動すべてに、大きな成果をもたらします。

弊社が考えるインサイトとは、漠然とした消費者心理やイメージではありません。
研究機関の消費者スタディやトレンドスタディなどと、ビジネス課題を解決するインサイトとは、
一線を画するものと考えています。


ブレイクスルーインサイト®

ブレイクスルーインサイト®は、その商品カテゴリーや特定のブランドを買う(サービスを利用する) 「動機づけ」となる、ピンポイント*の深層心理を指します。

多くの場合、「ヒューマンインサイト」と「カテゴリー(またはブランド)インサイト」とのギャップ
(消費者にとっては心の葛藤*)から、特定します。

*例えば、「甘いもので幸せな気持ちに浸りたい(ヒューマンインサイト)。でも、アイスクリームは子供の食べ物(カテゴリーインサイト)。」 「彼女に料理をふるまうのはカッコイイ(ヒューマンインサイト)。でも、料理教室に通うのはキモい(カテゴリーインサイト)。 」 といった、心の葛藤です。

ブレイクスルーインサイト™は、以下のような課題や状況によって発見方法が異なります。
アプローチ方法や調査方法を、課題に合わせて組み立てることが重要です。

●新市場の開拓か、シェアの拡大か
●商品カテゴリー
●ブランドの成長過程(導入期・成長期・成熟期)
●マーケティング活動領域

(新ブランド開発、リブランディング、ブランド拡張、新商品開発、広告コミュニケーション、
 戦略PR、ショッパーマーケティングなど)

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